Moto GPロードレース世界選手権、最高峰クラスMoto GPに参戦中のマルク・マルケス選手が、第3戦のアルゼンチンGPを欠場するというニュースが流れた。
なぜ、欠場に至ったのか?
原因を調べてみた。
複視??
物が二重に見える病気だそうです。
マルク・マルケス選手は昨年末にも同様の症状に悩んでいたとの報道もあり、複視が再発したとみられます。
マルク・マルケス選手は、Moto GP参戦当初から、ズバ抜けた速さを持っており、一躍トップ選手になりましたが、攻めすぎて「ハイサイド」による転倒が多い選手でした。
転倒リタイヤするか優勝するかの選手で、観客からしてみれば、観戦していてワクワクする選手です。
現在のMoto GPライダーのほとんどがもの凄い「ハングオン」で肘まで路面に擦り付ける走法でレースに挑んでいますが、肘を擦る走り方をメジャーにしたのは、マルク・マルケス選手だったと記憶しています。
ほかのライダーよりバイクのバンク角も高く、ギリギリまでバイクを倒してコーナーを曲がっていく姿は、多くのバイクファンを虜にしました。
いつもギリギリを攻めるマルク・マルケス選手が、「複視」となっていたら、考えただけで恐ろしい事です。
独特の走行ラインをピンポイントで通過する選手にとって、物が二重に見えるのは、死活問題だと思います。
転倒も多いライダーですので、転倒の衝撃によってそういった症状もあり得ると思います。
どうあれ、トップライダーが治療のため戦線離脱するのは、悲しい事です。
長期の離脱がない事を祈ります。
ホンダワークスのファーストライダーですので、復帰後はホンダを表彰台へ導いてくれると思います。
ひとまず治療に専念して、万全の態勢でレースに復帰して欲しいですね!!
世界中のMoto GPファンが復帰を待ち望んでいると思います。
用語説明
ハイサイド
バイクのリアタイヤがスリップし、グリップが回復する時に発生するもので、滑っている方向とは逆に大きな力がかかり、バイクごと吹っ飛ばされる現象です。
ハングオン
バイクの内側に体重を乗せて、遠心力でバイクが外側に行くのを無理やり内側に倒しこむ走法です。
膝を擦ってコーナーを駆け抜けるときの爽快感は病みつきになります。
転倒をすると怖くてできなくなります。(私の場合です)
私の場合は、転倒し、指の骨が折れました。それからというもの、怖くて倒せません。
今はクルーザータイプのバイクですので、大きくバイクを倒す事はありません。
安全運転で楽しんでいます。
マルク・マルケス選手の凄いライディングテクニックです。
おわり!!