宮崎県内でインフルエンザの感染が急激に増えています。
集団感染に至ったその背景と現在の状況について解説します。
目次
集団感染までの経緯
生徒と職員がインフルエンザに集団感染した宮崎市の高校では、その後も感染者が増え、全校生徒の半数を超える500人近くに感染が拡大していることがわかりました。
その高校は 宮崎第一高校でした。
体育祭での生徒による声出し応援を全面的に再開したことなどで、感染が拡大したのではないかと説明しています。
インフルエンザの感染状況
報告数は263人(4.5)で、前週比192%と増加した。例年同時期の定点当たり平均値*(0.20)の約22.7倍であった。小林(10.5)、中央(9.5)、都城(7.1)保健所からの報告が多く、年齢群別は15歳未満が全体の約8割を占めた。
宮崎県HPより出典
マスコミの報道は……?
マスコミの見解は、昨年まで実施していなかった体育祭を実施した事、2類から5類に変更になった事による、感染対策の緩みなどを主要因として挙げています。
その他には、2月ごろから流行しており、まだ感染者が落ち着いていない状況だと言う専門家もいます。
コロナが落ち着き、海外旅行者が増えてきている状況で、今、冬の季節である外国の観光客が、持ち込んでいる可能性も指摘していました。
まとめ
いろいろな要因があって、今回のインフルエンザは流行していると思います。
確かに、集団感染は恐ろしい事態になるリスクはあります。
しかしながら、あまりに恐れすぎていませんか?
マスコミの報道を見ていると、マスコミは、コロナ脳から抜け出せていないと思いました。
私は、2類から5類への変更は正しい判断だと思うし、感染対策が疎かだとは思えません。
まだマスクすら外せない日本人ばかりです。
マスコミがまた恐怖を煽り、子供達の行事を奪い、感情表現が苦手な子供達を作り上げてしまいそうで、恐れています。
いろいろな体験が重要な子供達は、体育祭で情熱を燃やし、大声をあげ、仲間との絆を深め、勝つ事の喜び、負ける事の悔しさなどを体に焼き付けます。
修学旅行に行き、すみ慣れた街を離れ、見た事のない景色や文化に触れ、旅行の楽しさ、ホテルなどでのマナー、これから自分がどんなところに住みたいか?などをたくさん学んで欲しいのです。
いろいろな行事が中止となった昨今では、大人も子供も、感情が高ぶるとか、情熱を燃やすとか、あまり感じることができない世の中になってしまった気がします。
夏祭りなどの地域イベント、入学式や卒業式などの貴重な行事が縮小開催、中止となって、日本人自体の感情が下がっているのではないでしょうか?
もう一度、活気あふれる日本に戻していきたいですね!