心太のあくび

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米英豪が日本へAUKUS参加打診について考えてみた、ジョーカスになれるのか?

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AUKUS(インド太平洋地域の安全保障枠組み)へ日本の参加を米国、英国、オーストラリアが打診しているとの記事を発見したので、

私なりに考えてみた・・・

www.sankei.com

目次

AUKUSとは?

オーストラリア、イギリス、アメリカの3か国による軍事同盟と言うとわかりやすいと思う。

各国の頭文字をとってAUKUSとなっている。

インド太平洋地域の安全保障の枠組みと日本語では訳されている。

簡単に言うと、

中国への軍事的対応

というのではないかと私は思う。

 

AUKUSとQUADの違い

AUKUSがオーストラリア、イギリス、アメリカの3か国で インド太平洋地域の安全保障枠組みに対し、QUADは、日本、アメリカ、オーストラリア、インドの4か国による、安全保障や経済の事を協議する枠組みである。

AUKUSがなぜ日本に参加を打診したのか?

記事によると、日本の最先端技術で協力して欲しいとの意図があるようだ。

極超音速兵器や電子戦能力のほか、サイバー、人工知能(AI)、量子技術などの先端技術分野で、日本の技術力と相乗効果があるとしている。

 

しかしながら、日本では兵器などの軍事に関する技術開発は、世論の反対を招き、なかなか研究開発が進まない現状がある。

 

例えば、北海道大学が、船舶のスクリューに関する新技術を研究していたが、軍事転用できると事で、研究が進まないなどのニュースも先般流れている。

 

最先端技術に関しては、日本人の得意分野でもあり、高精度のものづくりを実現できるであろう。

軍事技術以外でも、協力できるところは沢山あると思うが、量子技術を用いた暗号関連は、これからの世界をリードしていく上で必要な技術ともいえる。

 

日本の対応は?

現在の所、日本としての回答はしていないが、2022年5月下旬にもアメリカ大統領のジョー・バイデン氏が来日し、QUADの会合も開催予定との事である。

この来日にて、アメリカ大統領がAUKUSの話もするのではないかと思われる。

世界情勢が混乱する中、日本としてどのような選択をするのか、注視しなければならない。

日本が期待されているのは、おそらく最新兵器の開発や量子技術であり、参加すれば、日本の国防能力は上がると推察する。

しかしながら、軍事技術に関して、参加できるのか?という疑問が湧いてくる・・・

 

まとめ

前述した、軍事技術開発の問題で、参加できるのか?という疑問が一番だと私は思う。

船舶のスクリューの開発ですら、問題にする今の日本において、現実的に参加はできるのだろうか?

軍事転用できる技術の開発に反対する運動がマスメディアを中心に広げられ、日本学術会議も反対すると私は考える。

さらに、現政権の岸田政権で、その判断ができるのか?

検討する・・・注視する・・・しっかりとした判断で・・・

などと言って結局、優柔不断で何も進まないなんて事にならないだろうか?

そして、親中派と言われる現政権では、中国へ配慮し、弱腰になってしまうのではないだろうか?

不安な部分が多い。

 

日本が国際社会で活躍できるチャンスと私は思っている。

今こそ、日本がとるべき態度をはっきりさせ、日本の為になる技術開発を行って欲しい。さらに、日本の技術開発が進みやすいように、理系の技術者、科学者をもっと支援できる制度作りも必要と私は思う。

 

最後に・・・

もし、日本がAUKUSに参加すると、記事に書いてあるが、

【JAUKUS】ジョーカス

となるのでは・・・?

これだと、アメリカは怒るのでは・・・?と思うのは私だけだろうか?

ジョーカス・・・(笑)

 

おわり!!