Yahooニュースの記事で【推し休暇】が話題になってましたので、推し休の大切さ現在の状況、取得するためにはどんな方法があるのか?をまとめていきたいと思います。
目次
1.推し休は従業員の権利
推し休(有給休暇)の取得は、従業員にとって当たり前の権利ですよね!!
しかしながら、まだまだ有給休暇が取りにくい企業はたくさんあるようで・・・
【推し休】なんて到底取れないや・・・って思う方も大勢いるのではないでしょうか?
有給休暇年間5日の取得義務
働く方の心身のリフレッシュを図ることを目的として、労働基準法が改正され、2019年4月から、全ての企業において、年10日以上の年次有給休暇が付与される労働者(管理監督者を含む)に対して、年次有給休暇の日数のうち年5日については、使用者が時季を指定して取得させることが義務付けられました。
(東京労働局HPより引用)
年間5日間の有給休暇の取得義務がありますが、実情は残業が増えたり、休日出勤が増えたりで、労働者への負担はさらに増えてきているのを感じています。
指定した日に取得できないケースも見聞きします。
休みが増えるのは好ましいことですが、それに伴う作業の効率化、スピードアップ化が必要になってきており、労働者としては苦労が絶えない状況です。
もっと【推し休】が自由に取れる環境づくりは労働者のモチベーションを向上させる上でも必要なことだと思います。
2.昭和時代の上司の壁
古き良き昭和の時代を経験してきた企業の部長や課長は、高度経済成長期時代の上司にコテンパンにシゴかれ、パワハラ、モラハラなんて関係ない時代で経験を積んできています。
自分たちが若い時に有給休暇なんて取得した経験がないから、「俺たちの時代はな~」とか、「今どきの若い奴は~」とか定番の言葉になってしまっています。
こんな上司達に、有給休暇の申請を出そうものなら、すごく嫌な顔をされたり、取得理由を細かく聞かれたりなど、ストレスのかかる事をしなければなりません。
セクハラ発言をする上司もいたりしますね!!
この状況から考えると、あと20年もすれば、有給休暇に理解のある上司達が増えてくると思います。
現在も理解のある上司はたくさん居ると思いますが・・・
3.推し休取得のススメ
しかしながら、どうやって取得する機会を増やしていけるのか?
コツなどがあるのか?考えてみました。
日常業務はしっかりこなす
まずは、上司との信頼関係を構築する事が重要です。
仕事は半人前、休みの申請はたくさん提出する・・・では、快く推し休を取らせてくれるとは思いません。
日頃の行いがものを言う事も十分にあると思いますので、まずはしっかり仕事しましょう!!
先輩を味方につけろ!!
キャリアもあり、上司の信頼も厚い先輩の協力を得て推し休を取得する方法もあります。
これについても、先輩との信頼関係は必要ですが、ハードルは低いと思います。
先輩と仲良くできていれば、推し休取得の可能性が高まります。
面倒見の良い先輩は数が少ない傾向にありますが・・・
種をまく
コンサートやゲームの発売日など、推し休の取得する日が決まっているなら、前もって種をまいておく事も重要です。
何か月も前から、「すごく楽しみしているコンサートがあって絶対に行きたいんです」とか、「このゲームの発売日は、店舗に並んで購入しないと」とか、この日は休むんだという意思を、上司を含めほかの社員にも周知しておく事が大切になってきます。
嘘をつく
体調不良などの嘘をついて推し休を取得するという方法もあります。
実際にはこれが一番手っ取り早く、確実に取得できる方法かもしれません。
これには、メンタルの強さと、演技力などの多少のスキルが必要となりますが・・・
・熱がありまして・・・
・持病の〇〇の調子が悪くて・・・
・ぎっくり腰で・・・
などが一般的です。
最近では、親の介護が・・・みたいなものも増えてきていますね!!
しかし、注意しないといけないのは、有給休暇ではなく、通常休消化にされると、思わぬしっぺ返しが来ますので、気を付けましょう!!
4.まとめ
いかがだったでしょうか?
個人のリフレッシュにとって、推し休はとっても大切な事です。
積極的に取得するように心がけたいものです。
しかしながら、会社あっての生活がある事も考えて、乱暴な取得の仕方は避けた方がいいと思います。
個人のモチベーションが上がれば、会社の業績も上がるモデルケースを構築できると、会社側の理解度も増してくるのではないでしょうか?
現状、若い世代が重要視しているのは、会社での評価や出世ではなく、日常生活の充実に重きを置いている傾向にあると考えます。
推し休が取れないせいで、優秀な人材が次々と退職していくような状況が続けば、会社側も不利益になる事をわかってくれればいいのですが・・・